中川製作所では、若手に継続的に高度な技術承継を行うことから、全社一体とした技術の高さが根付いています。そのため、当社製品は、圧倒的な品質の高さを誇ります。

内径交差で0.01mm、外径交差でもわずか0.005mmという加工精度を実現できる高度な技術だけでなく、製品不良がでない社内体制、技術ノウハウを構築した結果、現在の不良率はなんと0.012％。大量ロットの部品製作でも年間０件の不良率を維持します。

中川製作所は、後継者不足・技術承継に悩む中小メーカーの中でも、バランスの良い組織体制で高度な技術承継に成功している数少ない切削加工メーカーです。

わたしたちの「ものづくり」は暮らしに直接的・間接的に深く根付いています。当社の充実した工場・設備では、CNC主軸固定型自動旋盤14台、CNC主軸移動型自動旋盤17台、マシニングセンターやCNC自動旋盤、汎用工作機械など、全45台の製造機器および4台の検査測定用設備を保有しています。これにより、社会の安全・安心の基盤となる様々な製品の根幹となる部品を「より早く」「より大量に」「より高品質で」提供することが可能です。

また、難易度が高く、数量が少ない試作品のご相談にも柔軟に対応し、中川製作所の技術を遺憾なく発揮しています。これは、社会の一員として未来にむけた取り組みにも積極的に参加し、当社の技術を社会に役立てたいという強い想いがあるからです。

量産加工メーカーとしての体制と、試作品メーカーとしての体制の双方を兼ね備え、私たちの暮らしを、私たち中川製作所の技術力で創造していきたいと考えています。

中川製作所では、創業以来、効率重視で材質特化することなく、「金属加工の万屋」として、様々な材種の金属加工を経験し、他社では断るような難しい加工についても積極的にお受けしてきました。その結果、現在では、あらゆる材質の特性を熟知し、特性をふまえた各種の加工技術や独自治具・工具が製作・開発され、金属加工のエキスパートとして、日本を代表する各取引先様からの技術相談もお受けするまでになりました。

鉄、ステンレス、銅、アルミの他、樹脂材や特殊材までどんなものでも対応可能です。また、 丸棒・四角形棒・六角形棒・筒状・板状・鍛造異形まであらゆる形状、さらには製品の大きさも2.0㎜~250㎜まで幅広く対応できる技術力と設備があります。各種材料の在庫を多種揃え、よりスピーディーかつより低価格で対応できるよう体制を整えています。

「切削加工が必要な場合は、とにかく中川製作所に相談しよう」そんな風に言っていただけるよう、プロとしての知識と技術力を全社共有し、社員全体の技術力向上にも努めています。